ハモを素人が捌いたら予想通りに... 大村湾の魚

ハモ

先日、大村湾漁協の直売所でハモを買いました

そうです、長崎県では橘湾で有名なハモですが大村湾にもいるのです

極太の2キロ以上あるハモも揚がったことがあるのだとか

 

 


f:id:haruto06160616:20190310084848j:image

今回捌いたのはこの個体

78cmとハモにしては小さめなのかな?くらいの大きさ

 

 

ハモについては熊本天草の水族館にシードーナツさんが手の込んだ解説を作っておられたので宣伝しておきます


f:id:haruto06160616:20190310085616j:image


f:id:haruto06160616:20190310085631j:image

シードーナツのハモ

 

 

値段

もちろん私はハモなんぞ捌いたことありませんが骨を切らないといけないことくらい知っていました

買うかは値段で決めました

100g/100円でこれは700gとのこと

 

私が買う魚にしては高いですが丸のままハモはそれほど出回っていないので

ちなみに活魚を神経締めしてもらっています

たまに締めても噛みつこうとしてくるハモもいるのだとか

 

観察

もともと何にでも噛みつこうとする危険な魚なので釣れても口元に手をやるべきではありません

 

上顎の歯は噛み切ることができるタイプの歯で、吻端と下顎は噛みついて離しにくいタイプの歯です


f:id:haruto06160616:20190310091556j:image


f:id:haruto06160616:20190310091604j:image

ちなみにこのハモの頭は骨格標本にしました

これで歯がどんななっているのか詳しく観察できます

 

 

 

捌く


f:id:haruto06160616:20190310085348j:image

ハモの全体像

長すぎてまな板には入らない

 

 

頭と身がほとんど無い後ろ側を落として腹開きにします

さすがにウナギよりは簡単です

ヌメリが無いorとれるのでここまでは楽でした

背骨もとっておきます

ここで背鰭、尾鰭を落とすようですが失敗して身が一部分断してしまいました
f:id:haruto06160616:20190310085810j:image

 

そして難関の

 

骨切り

 

これはハモの皮と身の間にある3本くらいのたちが悪い骨を身ごと切り刻んで食感に影響しないようにするみたいですが...

 

 

意外と皮を切らずにすることはできました
f:id:haruto06160616:20190310090314j:image

 

骨が切れているかは別として...ね...

 

 

食べる

これを湯引いて食べます

シードーナツのハモテロップを見てくれた良い子は既になぜ湯引くのか分かっているでしょうね?

 

 


f:id:haruto06160616:20190310090526j:image

 

結果は...

 

 

 

骨が気になる

 

 

やはり初心者には厳しかったです

骨が口に残ります...

しかも酢味噌をつけないと湯引き自体にそれほど味がない...

私も所々洗いすぎたりして味が無くなったのかもしれませんが骨もあって酢味噌の味しかしないなら別にいいな...と思いました

3cmに20回以上骨を切らなければならないようですし、私の骨切りが適当すぎたのは明らかです

 

 

 

もちろん完食しましたがね

 

 

熟練の骨切り師の湯引きを食べてみたいです

結果、素人が挑戦しても多分、最初は失敗します

 

 



f:id:haruto06160616:20190310092001j:image

別の日に同漁協にいたハモです

かなり太く短いハモでしたが前述した2キロあったハモはもっと太かったそう

これで1.2キロと言っていた気がします